今日は委員長を務めます安全・安心対策特別委員会が行われ、豊田市と尾張旭市に県内調査に伺いました。豊田市は説明を受ける場所がないため、あらかじめ委員会室にて事前説明を受けました。農業水利施設の耐震化対策を進め、地震による被害を未然に防ぎ、農業用水の安定供給による農業生産の維持、農業経営の安定を図るために、矢作川総合第二期地区北部水路の工事を視察しました。
国営総合農地防災事業矢作川総合第二期地区は、県の中央部を貫流する矢作川の右岸部、農業と工業が共存する重要な地域を受益地として実施されています。その現場を見せていただきましたが、地下に大きな穴が掘ってあり、シールド工法によって、掘りながら部品を組み立てていくそうです。実際には下まで降りることができないので、パネルによる説明でした。
午後からは愛知用水水道事務所尾張旭出張所に伺いました。ここは大規模災害が発生した場合に、応急給水、応急復旧活動に関する応援者の派遣先が決まる前に、全国から応援者を受け入れることで、応援者の移動時間を短縮し、給水や復旧活動を速やかに実施することを目的とした水道災害活動拠点としての場所です。植樹祭の時には警備の警察官の方々が大勢宿泊されたと伺いました。
全国から緊急車両が応援に来た時の駐車場、大勢の宿泊が可能な部屋、装備品や備蓄品も整えられていました。外には給水車があり、実際に水を出して用意された袋に給水しました。その袋はリュック式になっていて、両方の手が使えるようにと工夫されています。災害からの水道管復旧工事の為の訓練の場所もありました。いざという時の為の万全の準備の現状を視察しました。



